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    【サッカーポジション編・ディフェンス】オフェンス向上のために重要なディフェンス技術の向上!


    1対1 個人守備 2対2以上 攻守の切り替え ミッドフィルダー(MF) コーディネーション 戦術 ウォーミングアップ アジリティ(足の速さ) 対人 雨の日 ゴールキーパー(GK) フィジカル 体の使い方 オフザボール ヘディング パス&コントロール ディフェンダー(DF) フォワード(FW) 組織守備 基礎練 ファンメニュー ドリブル 親子で練習 シュート 自主練 トラップ

    サッカーにおけるジュニア世代の練習ではディフェンス技術よりオフェンス技術がの方が重要であり、練習もオフェンスの割合が高くなります。実際に、個人技術に特化したクラブではディフェンス練習は一切行わないようなクラブもあります。
    私自身もその考えには賛同の立場でした。
    ここオーストラリアのサッカー協会の指針でも、「技術習得フェーズ」と呼ばれるU13以下の年代までは守備練習は行わず、ゲームスタイル導入フェーズと呼ばれるU14-U16の年代から攻撃と守備が3:2の割合で行われます。ただ現場レベルで言うと守備練習の割合はもっと低いように感じられます。
    昨年指導したU15のチームでは、2/3以上の選手が「ドリブルが得意」だと主張しており、実際に練習や試合中にドリブルで抜くシーンをよく目にしました。
    これはオーストラリアサッカー協会の指導方針の結果でしょうか?残念ながらそうではありません。
    ディフェンスのレベルが低いため、少しボールを扱えれば簡単にディフェンダーを抜けてしまうため、選手がドリブルが上手いと勘違いをしてしまうのです。

    これはもっと高いレベルでも同様のことが言えるでしょう。攻撃側のスキルが上がると共に守備側のスキルが上がっていかないとどこかで勘違いが生まれる、もしくは技術を持て余してしまう事態になります。

    1対1のディフェンスで重要な3つのシチュエーション

    前置きが長くなってしまいましたが、サッカーにおいてディフェンス技術の向上は、オフェンス技術の向上のためにも非常に重要になりますのでジュニア年代でも無視のできない問題です。

    特にその中で最も重要な1対1のディフェンスについて考えてみたいと思います。

    1対1と言うと選手の多くが、ドリブラーとディフェンダーが正対した状態をイメージします。
    チームで初めて1対1の練習をする時に必ず言うのは、「相手が自分より上手い選手だった場合、正対した時点でほぼ負けだ」と伝えます。これは、選手に1対1というのはその前の段階から始まっているということを意識させるためです。

    それを踏まえたうえで、1対1のディフェンスを3つのシチュエーションに分けて考えたいと思います。

    1、相手がボールを持ってない状態
    2、相手に向かってボールが動いている状態
    3、相手がボールを持っている状態

    1、相手がボールを持っていない状態

    最初の状態は「相手がボールを持っていない状態」です。簡単に言えば相手をマークしている状態です。1対1の練習になるとマークする段階を省いてしまいがちですが、個人的にはこの段階が7,8割を占めていると思っていますので、必ずパス出しから1対1を始めるようにしています。

    この段階で大事なことは、まず「裏を取られない」ことです。相手に近すぎると簡単に裏に走られてしまいます。そしてそれと同じくらい大事なことは「インターセプトが狙う」ことです。最初に述べたように正対した状態では相手がうまければボールは奪えません。しかしインターセプトであれば相手の技術に関係なくボールを奪うことができるので、できるだけ近い距離を保つ必要があります。
    「相手に近づき過ぎない」「できるだけ近い距離を保つ」という2つの相反するポイントの中間地点を見つけることがサッカーにおいて大事なディフェンススキルと言えるでしょう。

    2、相手に向かってボールが動いている状態

    そして、その次の段階が「相手に向かってボールが動いている状態」です。これは、自分がマークしている相手にパスが出た瞬間になります。
    先に説明したようにこの時点での優先事項はインターセプトになります。
    それでは、インターセプトができなかった場合はどうでしょうか?
    このパターンでは、多くの選手が「飛び込まないように相手から距離を取り、正対した状態を作ります。

    そうするとやはり「正対したらほぼ負け」の原理から言うと負けてしまいます。
    そのため、この段階での目標は「正対した状態を作らない」ことであり、言い換えれば「前を向かせない」ことになります。当たり前のように聞こえますがこれができていない選手は非常に多いです。
    「前を向かせない」ためには、相手にパスが出た瞬間にしっかり距離を詰める必要があります。そして、「前を向かせない」ということが不可能だと判断した時に初めて飛び込まないように距離を置く必要が出てきます。

    3、相手がボールを持っている状態

    最後の段階は、「相手がボールを持っている状態」になります。この前の段階で「前を向かせない」ことがポイントのため、「相手に前を向かせなかった場合」と「前を向かれてしまった場合」の2パターンが考えられます。

    「前を向かせなかった場合」言い換えれば、相手が背中越しにボールをキープしている状態です。
    ここでのポイントはもちろん「正対した状態を作らないこと」になります。
    どういうことかと言いますと、前を向かせていない状態を保つことです。
    そうすることにより味方の選手と挟み込む時間を作ることができまし、相手が強引に抜こうとすればボールを奪うチャンスが生まれます。

    具体的にどうするかと言うと「相手から離れない」ようにすることです。これは日本でもオーストラリアでも共通して見られるのですが、せっかくいいプレッシャーをかけて相手に前を向かせなかったのに、相手が少しボールを横または後ろ方向に動かすとついて行かずに簡単に相手にターンをさせてしまうことが多いです。

    指導する際に選手に伝えるのは、「上手い選手であれば10cmでもスペースを与えたらターンされて、正対した状態を作られてしまう」ということです。そのためには、背中越しに激しくプレッシャーを掛け続けることがとても重要になります。

    前を向かれてしまった場合は、身体の向きや距離感など細かな点は色々あるかと思いますが一番大切なことは「飛び込まないこと」でしょう。その中で、チャンスのときにはしっかりとアタックすることも同じくらい重要になります。

    練習から勝負にこだわる

    なにより、サッカーの1対1の練習で一番大事になるのはディフェンスをしているときにも勝負にこだわることだと思います。多くの選手は攻撃時には相手を抜けないとすごく悔しがるのに、守備時に抜かれてしまっても平気な顔をしていることが多いです。
    攻撃、守備にかかわらず勝負にこだわるようにすることにより、自然と練習の質が上がるでしょう。

    今回も何か参考になる部分があれば是非みなさんの指導に活かしていただけると嬉しいです。

    執筆者

    大野元春

    1987年生まれ、千葉県八街市出身。イングランドでコーチングライセンスを取得した後、現在はオーストラリアのナショナルプレミアリーグのMonaro Panthers FCでU18の監督を務める。オーストラリアサッカー協会Bライセンス取得中。http://blog.mottofoot.com
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