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    1対1のオフェンス技術向上をテーマとした指導案


    U-12(高学年) ドリブル コーディネーション シュート

    今回の指導案は小学校高学年向けの「1対1のオフェンス技術向上」がテーマです。

    1対1の練習メニューは様々なものが紹介されていたので今回はアレンジなしにそのまま利用しています。しかし、大事なことはルールや設定などはそのままコピーしても指導ポイントは自分で考えることです。メニューを考えた指導者と考え方やテーマが完全に一致することはほとんどないでしょう。どういったタスクを与え、どういったプレーをしたら、何を教えるのかを自分で考えた方が指導しやすくなると思います。

    練習メニュー作成ポイント

    練習の流れ
    1.敵がいない状況
    2.敵がいる状況(低負荷)
    3.敵がいる状況(高負荷)
    4.ミニゲーム

    練習のポイント
    一人ひとりがボールに触る回数で最大化し、なるべく待つ時間を少なくなるようなメニューを心掛けています。そして、全ての練習メニューに繋がりがあることを意識しています。

    指導のポイント
    ポイントを伝えたら、選手に挑戦する時間をしっかりと与えるようにしています。
    練習テーマ以外の指導はなるべく避けるよう心掛けています。
    練習メニューの繋がりを持たせることを意識しています。

    1日のテーマ

    1対1のオフェンス攻撃技術向上

    練習メニュー作成までの流れ

    1.長期育成プランから次の練習テーマを確認します。
    今回は「1対1(攻撃)」としました

    2.その練習テーマ達成のために必要なスキルを明確にします。
    今回:DFの逆をつく

    3.必要スキル習得に最適だと思われる練習動画を敵がいない状態、敵がいる状態(低負荷)のものを選定します
    普段は複数人でプレーするようにしているスキル練習2ですが、今回はテーマの関係上「1対1」にしました。

    4.最後は必ず試合で締めますが、練習テーマが活きる条件にします。
    今回は、ドリブルゴールを両サイドに設定(ドリブルの選択肢を増やす)、ピッチを小さめ(パスの選択肢を減らす)、人数少なめ(ドリブルにチェレンジできる回数を増やす)に設定しました。

    この1日の練習メニューの指導案はこちらから

    ウォームアップ

    1対1がテーマではありますが、サッカーで最も多用される技術であるパスの要素は必ず入れるようにしています。そこでドリブルとパスの要素が入っているメニューを選択しました。ちなみに前回の「スペースにボールを運ぶドリブル技術習得」がテーマの指導案では同じ動画を参考にスキル練習に設定しました。しかし、今回は元のメニューのままウォームアップとして利用しました。
    ドリブルの練習としてはDFがいないため低負荷でありながらも、スペースを見つけるための状況判断が必要となります。

    コーディネーション

    今回は1対1の状況でそのまま活かせる動作のコーディネーショントレーニングを選びました。コーンの幅は年齢を考慮して少し狭めてあります。

    スキル練習1

    コーディネーショントレーニングの動きが活かせる1対1の練習を選択しました。

    スキル練習2

    スキル練習1に比べ、前方に突破する必要がある分だけ難易度が上がっています。しかし、DFがバランスを崩しやすい状態になるメニューですので、ポイントを抑えれば勝てる可能性が高くなっています。

    この1日の練習メニューの指導案はこちらから

    執筆者

    大野元春

    1987年生まれ、千葉県八街市出身。イングランドでコーチングライセンスを取得した後、現在はオーストラリアのナショナルプレミアリーグのMonaro Panthers FCでU18の監督を務める。オーストラリアサッカー協会Bライセンス取得中。http://blog.mottofoot.com


    現場で使える指導案はこちらから!

    \ 実際に現場で活躍している指導者の方々が作成した1日の練習メニューや指導案を、よりスムーズに確認することが可能になりました! /


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