シェアトレ サッカー練習メニュー共有サイト

無料で使える
サッカー指導者のための練習メニュー共有サイト

練習メニューを投稿

練習メニューを
キーワード検索

練習メニューをタグ検索

テーマ別












  • ポジション別




  • 守備別


  • 年代別






  • 技術別









  • 技術理論

    低学年のサッカーを発育発達の観点をメインに考察する重要性


    トラップ 対人 パス&コントロール ヘディング オフザボール シュート ファンメニュー アジリティ(足の速さ) 基礎練 ドリブル 攻守の切り替え コーディネーション 親子で練習 個人守備 組織守備 ウォーミングアップ ディフェンダー(DF) 1対1 ミッドフィルダー(MF) 2対2以上 自主練 フォワード(FW) ゴールキーパー(GK) 雨の日 体の使い方 フィジカル 戦術

    近年、オリンピックなど世界的に活躍する日本人選手が多く現れるようになってきました。
    そんなアスリートを振り返った時に、競技を開始する年齢が話題になったりもします。
    サッカーでは何歳から本格的に取り組めば良いのでしょうか。
    また、どのように取り組めば良いのでしょうか。
    今回はサッカーに出会うことが多い年代である低学年にスポットを当てていきます。

    学年ごとに分けること

    日本サッカー界の最大の組織である日本サッカー協会(以JFA)は2歳刻みでカテゴリーを分けて整理しています。
    発育発達に個人差が大きく存在することを考えれば、子どもたちを学年や年齢ごとに一律にカテゴライズするのは良くない面はあります。
    しかしながら、発育発達がおおよその成長曲線を描くことも事実であり、今回はJFAのカテゴライズに沿って話を進めます。
    Uー12を5年生、6年生の高学年とし、Uー10を3、4年生の中学年とします。
    今回は1,2年生を低学年(Uー8)と定義して進めていきます。
    (ちなみにU-6はキッズと言います。)

    低学年の全体的な特徴とは①

    小学校で言うと1年生や2年生にあたるのがこの年代です。
    家を中心とした生活から学校を中心とした新しい生活へ移行します。
    遊びを中心にある程度自由に行動することが許されていた環境から、学校という組織の中でコントロールされる環境への変化があります。
    これは子どもにとって大きなストレスになります。
    大人や指導者は学校へのスムーズな移行をサポートしなくてはいけない年代です。

    低学年の全体的な特徴とは②

    この生活環境への適応がスムーズにできれば、U-8年代は肉体的にも精神的にも比較的安定した時期になります。
    運動への歓びを感じ、何の疑問も持たずに知識や能力を身につけていきます。
    幼児の幼さは残しますが、徐々に相手の立場も理解できるようになってきます。
    ただ、仲間関係はまだ大人に依存します。
    そのため、子どもの身近な大人である指導者は全面的に権威を持ちます。
    指導者はこの責任をきちんと意識しなければいけません。

    低学年のトレーニングでの最重要ポイント

    U-8の低学年は目覚めの年代と言われています。
    または、跳躍の準備の年代とも言われます。
    この年代でもっとも大切しなければいけないことがあります。
    それは『サッカーは楽しい』と感じてもらうことです。
    そして、その気持ちのまま次の年代へと進んで行くことが最重要になります。
    従って、サッカーに関するテクニックや個人戦術の部分も大切ですが、それ以上に『エンジョイ』フットボールの部分を上手に育んでいきましょう。

    プレゴールデンエイジとは

    U-8年代に続くU-10年代はゴールデンエイジと言われます。
    「即座の習得」を備えた動作習得にとってもっとも有利な時期です。
    このゴールデンエイジは一生に一度だけ訪れます。
    ゴールデンエイジを充実させるためには、U-8年代であるプレゴールデンエイジが非常に重要になります。
    「即座の習得」は、その前提として様々な運動経験が必要とされています。
    サッカーの専門的・本格的なトレーニングだけに限定されることはありません。
    色々な運動経験を与えてあげることが大切になってきます。
    そして、サッカーって面白そうだなと子どもに思ってもらえるように導きましょう。

    実際のサッカートレーニングでは

    成長を表す図として、有名なスキャモンの発育発達曲線というものがあります。(最近はゴールデンエイジのスキャモンの発育発達曲線について懐疑的な意見もあります)
    これによると神経系の発達は6歳までに90%が完成してしまいます。
    逆に筋肉や骨格などの一般型や免疫系は未熟です。
    ですので、サッカーにおいてはボールフィーリングを中心としたメニューにしましょう。
    足で扱うのが難しい年代ですので、手でサッカーボールを扱うことに重点をおいてもOKです。
    1人1個のボール、または2人に1個のボールでトレーニングするのが良いですね。
    鬼ごっこや種々の運動から動き作りの基礎を築いてあげましょう。
    そして、最後はサッカーの本質から外れないゲームで締めくくるのが良いでしょう。
    子どもたちが「また明日もサッカーしたい」と思ってくれればべストですね。

    まとめ

    1、学年ごとに分けること=低学年はU-8年代と言われます。
    2、低学年の全体的な特徴とは①=学校中心の生活に移行していく
    3、低学年の全体的な特徴とは②=大人の依存は大きいからこそ責任がある
    4、トレーニングにあたって最重要ポイント=サッカーは楽しい!
    5、プレゴールデンエイジとは=「即座の習得」の時期の重要な準備段階
    6、実際のトレーニングでは=ボールフィーリング、コーディネーション、ゲーム中心

    大人でも同じことが言えますが、サッカー選手の前に1人の子どもです。
     サッカー以外のことが多く、また大きく変化する年代です。
     大人が上手に見守ってあげましょう。
     サッカーでは何よりも「サッカーが好きだ」というメンタリティで次のステップに送り出してあげることが重要です。
     それに比べたら、専門的なトレーニングの開始など二の次です。

    執筆者

    シェアトレ運営部

    シェアトレを運営している筑波大学のメンバーです。日々指導者のために勉強中です


    現場で使える指導案はこちらから!

    \ 実際に現場で活躍している指導者の方々が作成した1日の練習メニューや指導案を、よりスムーズに確認することが可能になりました! /


    この記事が気に入ったらいいね!