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    サッカーにおけるラダートレーニングの上級な考え方


    1対1 基礎練 ドリブル 親子で練習 自主練 雨の日 ゴールキーパー(GK) パス&コントロール トラップ ファンメニュー シュート 組織守備 個人守備 ヘディング ウォーミングアップ 2対2以上 対人 攻守の切り替え ディフェンダー(DF) フォワード(FW) 戦術 体の使い方 オフザボール アジリティ(足の速さ) ミッドフィルダー(MF) フィジカル コーディネーション

    サッカーのトレーニングで使用するラダートレーニング…。
     写真でも分かるように、いくつもの種類が市販されており、今では珍しいトレーニングアイテムではなくなってきました。
     サッカーの育成年代では広く活用され、特にウォーミングアップで使用されることが多いのではないでしょうか。
     また、上のカテゴリーでも、筆者は最近、大学生のウォーミングアップ時にも使用しているのを見たことがあります。
     使用する頻度やタイミングの差はあれど、どのチームも1セットは持っていると思います。
     そこで、今回は上級者向けの、あるいは上級用のラダートレーニングを考察したいと思います。
     それはラダートレーニングの難しい練習内容であったり、目新しいメニューを紹介するのではありません。
     サッカーにおけるラダートレーニングの上級な利用方法、また、その理由などを考えていきたいと思います。

    ラダートレーニングのメリット

    子どもの「自分の体を自由に動かせる」能力、つまり、運動能力が低下していると言われている昨今ですが、ラダートレーニングは非常に有効な神経系へのトレーニングになっています。
     最終的な大きな目的は、ステップワークの向上であると考えられます。
     決められた枠の中に、決められた順番、タイミングで足を入れて行き、進んでいくものですが、慣れてくるとスピードも上げることができます。
     これが神経系の発達につながってきます。
     「 スピード、アジリティ、クイックネス」の頭文字をとったもので、SAQトレーニングというものがありますが、ラダーを使用した場合、通常のラダートレーニングはこの中でもアジリティとクイックネスに有効な働きかけができるようになっています。
     以上がラダートレーニングの基礎となるような有効活用と言われるものになります。

    ラダートレーニング上級のすすめ①

    ラダートレーニング上級のすすめ①
    まず、ラダーラダートレーニングの上級としての活用方法でおすすめなのが、リハビリテーション(以下、リハビリ)です。
     もちろん、けがの度合いや場所にもよるのですが、長い期間、運動から離れていた場合、ラダートレーニングは有効になります。
     その理由は規則性です。
     先ほども書きましたが、ラダートレーニングのメイン動作は決まった枠の中に、決まったタイミングでステップを踏みこんでいくものになります。
     リハビリ中の選手やけが明けの選手は、予測の出来ない相手に対応するなど、不規則な運動を急に行うと再発や思わぬけがにつながる恐れがあります。
     その点、ラダートレーニングでは、複雑なステップであっても、規則性はあるので、けがの心配はありません。

    ラダートレーニング上級のすすめ②

    今度はサッカーの中のラダートレーニングとして、ピリオダイゼーション(期分け)の視点から考えてみましょう。
     大きく3つに分けて、サッカーにもオフシーズン・プレシーズン・インシーズンとあります。
     この3期に分かれた中で、それぞれで持久力、パワー、スピード、運動のスキルを鍛えていかなくてはいけません。
     この中でラダートレーニングが最も活躍するシーズンと鍛える種類は、オフシーズンでの運動のスキルの向上になるでしょう。
     オフシーズンのスキルトレーニングでは、動きの素早さを高めることに比重を置きます。
     (この場合スピードではなく、すばしっこさをイメージしてください)
     基礎的なコーディネーション能力(自分の体をうまく連結させて運動する力)や敏捷性をトレーニングしなくてはいけません。
     ここでは色々な方向へのステッピング、スムーズな足の運びを鍛えるのにラダートレーニングが非常に有用です。
     その後、プレシーズンでは、規則性のあるものから、方向変換走や加速減速疾走、クイックネスやターンなど、次第に不規則性のものへと複雑化していくのが良いでしょう。
     この際も、ジグザグ走とジグザグ走の間にラダー並べて走らせると、良い刺激になります。
     最終的には、鬼ごっこのような相手を伴った動きへと移行することになります。
     アクションに対してのリアクション動作にも進んでいき、ボールの有無にかかわらず、対敵動作ができるようになるまでもっていきます。
     特にインシーズン中は、体のキレを絶対に落としたくないので、トレーニングの量は減っても質(強度)は落としません。
     ただ、それだけウォーミングアップの重要性は増すので、各自でのラダートレーニングのウォーミングアップを推奨します(けがの予防のためにも)。

    まとめ

    1.ラダートレーニングのメリット=神経系に働きかけるトレーニング
    2.ラダートレーニング上級のすすめ①=リハビリ、けが明けにも有効です
    3.ラダートレーニング上級のすすめ②=期分けしたシーズンの観点から考えよう

     ピリオダイゼーションの視点で考えますと、オフシーズン、プレシーズン、インシーズンがそれそれ、基礎的運動調整力、専門的運動調整力、そして、アジリティ、クイックネス、スピードとつながっていきます。
     あくまでも、ラダートレーニングもサッカーのためにあるものなので、いくらラダートレーニングが有効であることが分かっても、サッカーの試合から逆算して、トレーニング計画をしましょう。
     その時に必要なトレーニングは何かを真剣に考察し、そこでラダートレーニングが必要となれば、有用するのが良いでしょう。
     選手たち、特に育成年代の選手は敏感です。
     彼らはサッカーをしに来ているのであって、ラダートレーニングをしに来ているのではありません。
     逆に、ラダーが有効な時期には、徹底的に行うのも有効です。
     但し、飽きが来ないように、色々な工夫をしてあげましょう。
     そのための情報は書籍やDVDなどでも多くあると思います。

    執筆者

    シェアトレ運営部

    シェアトレを運営している筑波大学のメンバーです。日々指導者のために勉強中です


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