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    サッカーのフェイントで有効なポイントとは


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    サッカーのフェイントと聞くと、クリスティアーノ・ロナウドのシザースやネイマールのようなノールックパスのような華麗なプレーを想像される方も多いと思います。
    しかし、フェイントとはそういった派手なものだけでなく、外から見てるだけでは気づかないような地味な動作まで様々です。
    今回はその「フェイント」について掘り下げていきたいと思います。

    サッカーのフェイントとは何か

    まずは、サッカーの「フェイント」という言葉自体をもう少し明確にしてみましょう。

    サッカーのフェイントと言う言葉は「相手の意表を突くための動作や仕草」と定義されています。
    私が子供の頃は「フェイント」とは、シザースやクライフターンなどドリブルでディフェンダーを抜くための技という意味合いが強かったと記憶していますが、現代ではドリブル中のフェイント以外にもノールックパスや、マークを外す動きなども含まれます。

    相手の意表を突くには、相手が準備できていない状態を作り出す必要があり、そのためには、相手に次のプレーを読まれないことが重要になります。
    そのため、ここでは「相手に次のプレーを読まれないようにするための動作や仕草」をまとめて「フェイント」と定義します。
    ここで重要なのは、フェイントとは「相手を欺く」ことだけではなく、「相手に次のプレーに対するヒントを与えない」ことも含まれるという点です。

    以前のコラムを読んでいただけるとおわかりいただけると思いますが、私が指導をする際は、どんな練習のときであっても「相手に次のプレーを読ませない」ということを常に意識しています。ということはそういったポイントが既にフェイントの一部とも言えます。

    それではより具体的なフェイントの例をを以下の2つの状況に分けて説明いたします。


    オン・ザ・ボール
    オフ・ザ・ボール

    オン・ザ・ボールでのフェイントのポイント

    まず始めにオン・ザ・ボールの状態でフェイントをかけるには、「視線」と「ボールポジション」が重要になります。

    「視線」というとノールックパスをイメージしてしまうかもしれませんが、違う方向を向く必要はなく、顔を上げ、間接視野で味方を捉えることで十分フェイントとして有効です。
    ディフェンダーは無意識のうちに視線によって次のプレーを読むことが多くあります。そのため、常に間接視野で味方を捉える癖を付けるとディフェンダーはプレーを読みにくくなるのです。

    「ボールポジション」もディフェンダーに次のプレーを予測させないためにもとても重要です。ボールを身体の中心に置いておくことにより左右どちらにもすぐにプレーすることができるため、相手に次のプレーを読まれなくすることができます。逆に意図的にボールを片方のサイドに置くことにより相手を引きつけることも可能です。

    オフ・ザ・ボールでのフェイントのポイント

    そして、プレスの激しい現代サッカーでは、オフ・ザ・ボールの際のフェイントがとても重要です。
    ボールを受けるためのフェイントによって作り出した1メートル以下の小さなスペースが勝負を分けます。
    限られたスペースの中で、ボールを受けるためには、「スピード」「方向」「態度」がフェイントをかける上でポイントになります。

    「スピード」は、ボールを受ける前のスピードの変化です。ジョギングや、立ち止まったりする状態から急激にスピードを挙げることにより相手マーカーの反応を遅らせることができます。

    「方向」とは、スピードと同様にボールを受ける前に方向転換をすることにより相手マーカーとの間にスペースを作り出すことができます。

    また、表情や仕草などと言った「態度」によって相手マーカーを油断させ、相手の反応を遅らせることができます。例えばボールをラインを超えてすぐにはプレーが始められない状態でボールとは全く違う方向を見ながら、ダラダラとした動きをすることにより相手にまだ準備ができていないと思わせておいて、スローワーやキッカーが準備できた瞬間に突然動きすことにより相手を騙すこともできます。

    ボール保持時の「視線」や「ボールポジション」、ボールを保持していないときの「スピード」「方向」は、練習中に常に意識することにより、無意識で行えるようになれば常に相手にフェイントをかけている状態を作り出すことができます。

    まとめ

    最初に述べたように今回は「フェイント=相手に次のプレーを読まれないようにするための動作や仕草」という意味合いで説明させていただきました。
    もちろんキックフェイントやシザースやなどの大きな動作によって相手を欺き、それを利用してディフェンダーを交わしたりすることもできますが、そもそも高いレベルではそういったシチュエーションを作らせてもらうことができません。
    しかし、オフ・ザ・ボール時の「スピード」「方向」、オン・ザ・ボール時の「視線」「ボールポジション」等のポイントを実践できるようになれば、高いレベルであっても通用し、一般的な「相手を欺くことためのフェイント」がなくてもゴールを奪うことができると思います。

    これはあくまでも私個人の解釈なのですが、少しでも参考になれば幸いです。

    執筆者

    大野元春

    1987年生まれ、千葉県八街市出身。イングランドでコーチングライセンスを取得した後、現在はオーストラリアのナショナルプレミアリーグのMonaro Panthers FCでU18の監督を務める。オーストラリアサッカー協会Bライセンス取得中。http://blog.mottofoot.com
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