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    ラダートレーニングをサッカーの指導現場で活かすには


    ウォーミングアップ 戦術 ディフェンダー(DF) コーディネーション ドリブル ヘディング ゴールキーパー(GK) ファンメニュー シュート フォワード(FW) 個人守備 対人 2対2以上 パス&コントロール 自主練 オフザボール フィジカル 体の使い方 組織守備 アジリティ(足の速さ) 1対1 雨の日 親子で練習 基礎練 トラップ ミッドフィルダー(MF) 攻守の切り替え

    ロープやプラスティックの素材でできたハシゴ型のトレーニング器具をご存知でしょうか。
    最近では特に珍しい道具ではなくなってきたと思います。

    サッカーだけではなく、陸上や他のスポーツのトレーニングでも活用されるのもよく見受けられるようになってきました。

    では、先走った情報だけを頼りに、サッカーにおいて、なんとなくトレーニングしていないでしょうか。

    ラダートレーニングとは

    ラダートレーニングについて簡単な説明をしておきますと、画像のようにハシゴ型になったロープを地面に置いて、できたマス目に足をテンポよく入れて、様々な種類のステップを踏んでいくというものです。

    こういったトレーニングはいつ頃から普及したのでしょうか。
    おおよそではありますが、20年前から少しずつサッカーの現場で見られるようになりました。
    当時は使い方が分からないという指導者も多く、なかなか活用しきれなかったのですが、今では簡単に検索できる時代になったので、色々な活用をされています。

    昔はラダートレーニングが必要なかった?

    では、ラダートレーニングがサッカーの現場で取り入れられるようになって、サッカー選手のステップワークは良くなっているのでしょうか。

    ラダートレーニングのほとんどは、決められた枠の中に、決められた方法と順番で、足を入れて(ステップを踏んで)いくものです。
     
    少なくとも20年ほど前には、こういったトレーニングは必要ありませんでした。
    なぜなら、自分の目で見て、自分が決めた場所に、自分の足を動かしていくということは、誰でもできたことだからです。

    しかも、決められた順番でステップを踏めば良いのですから、戸惑いがあるのは最初だけで済むはずです。
    もちろん、程度の差はあって当然でしょうし、その中にも運動音痴と言われるような子どももいました。
    しかし、少なくてもサッカーをやっている少年少女たちには、ラダーという特化した器具を使用してトレーニングする必要はありませんでした。

    ラダートレーニングのメリット

    では、なぜ、ラダートレーニングが次第に普及し、ここまで一般的になったのでしょうか。
    それは子どもを取り巻く社会環境の変化が原因の1つが挙げられます。
    詰まるところ、外で遊ぶ機会が激減し、自分の体を自由に動かせる能力が低下したと言わざる得ません。
    従って、こういったラダートレーニングが必要になってきたのです。

    もちろんですが、他にもラダートレーニングが普及した原因はあります。
    それはラダーを使ってのトレーニングにメリットがあるからです。
    1つは手軽な器具であることです。何なら自作も簡単にできるでしょう。
    他に室内でもできることや、それほど大きなスペースをとらないことも人気かも知れません。

    最大の特徴と言えば、ズバリ、ステップワークの向上です。
    SAQトレーニングというものがあります。
    スピード、アジリティ、クイックネスの頭文字をとったものですが、ラダートレーニングはこの中でもアジリティとクイックネスに有効な働きかけができます。
    簡単に言うと、素早く動けるようになるためのトレーニングですが、そのためにステップワークが良くなるように、ラダートレーニングが活用されています。

    ラダートレーニングの注意点

    どんなトレーニングにも、原則が存在します。
     
    その中に特異性というものがありますが、トレーニングした環境下の力しか発揮できないというものです。
    ラダーをしている動作がサッカーからかけ離れたものであればあるほど、どんなにラダートレーニングを重ねても、効果は薄くなってしまいます。

    例えば、ステップを踏む時に、下を向き過ぎたり、腕を振らなかったりなど、ランニングフォームと異なったままトレーニングすると、サッカーでのランニングにも悪影響が出ますし、反対にサッカーで活きないことになります。
    子どもにも個人差があるので、要領が悪いと、ルール(ステップの仕方や順番など)を守ることで必死になってしまい、ルールを覚えるだけで時間が終わってしまいます。

    また、指導者が一度、方法を教えてしまうと、「自分たちでラダートレーニングやっといて」という指示の下、選手だけでトレーニングが進む場合がありますが、フォームやトレーニングの意図を意識させなければいけません。
    これも原則の1つで、意識性と言います。
    加えて、単調なトレーニングになりがちなので、サッカーをしに来た子どもにとっては面白くない部分があるのは事実です。
    そういった子どもたちの傍で、常に声をかけてやり、励ましてあげるのも必要なことです。

    鬼ごっこのすすめ

    ラダートレーニングを否定する訳ではありませんが、ラダートレーニングを採用するのであれば、ラダーのマスの数を少なくする、何のためにやるかを意識させる、フォームに注意する、上半身も動かすリズム動作を入れるなど、工夫をしてあげましょう。音楽に合わせて行うのも効果があります。
     そして、特に育成年代では、鬼ごっこを推奨します。
    鬼ごっこには様々なステップワークを自然に練習することができ、サッカーに近い動きが再現できます。

    例えば、相手を観ながら、異なる方向に下がるなどです。
    動きだけではなく、相手との駆け引きや仲間との協力といったサッカーの要素も入ります。
    安全性にさえ配慮すれば、子どもたちだけでもトレーニング(練習)可能です。

    まとめ

    1、ラダートレーニングとは=普及が進み、簡単に検索も可能に
    2、昔はラダートレーニングが必要なかった?=サッカーをしている選手には必要なかった
    3、ラダートレーニングのメリット=手軽にステップワークの向上
    4、ラダートレーニングの注意点=トレーニングの原則を守ろう
    5、鬼ごっこのすすめ=育成年代は鬼ごっこを活用しよう

    ラダートレーニングにはメリットもデメリットも存在します。
    それらをよく理解、整理した上で、あくまでもサッカーに役立つように活用していきましょう。
    同時に鬼ごっこも取り入れてあげましょう。

    執筆者

    シェアトレ運営部

    シェアトレを運営している筑波大学のメンバーです。日々指導者のために勉強中です


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