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サッカー指導に役立つコラム
- サッカー指導の知識を深めるコラム:162件 -
トレーニング理論やケガの予防、選手のモチベーションに関するサッカーのコラムを掲載。ただサッカーの練習メニューを見ただけではアイデアは得られても知識が習得できるわけではありません。 専門家や指導者の方々に協力していただき「指導者であれば知っておきたい知識」としてのサッカーコラムを配信していきます。
ジュニアサッカーでの状況に応じた様々なキック!
育成年代の選手たちはボールを蹴るのが大好きですよね。
暫く自由に練習をさせていると、「俺PKやる!」「じゃー俺がキーパーやる!」と、だいたいPK合戦が始まります。
今回はパスやシュートといった様々な状況にあったキックを育成年代にどのように伝えれば効果があるのかをご紹介したいと思います。
現代サッカーでの1対1の再考 本当に「個の力」は必要か?
日本と世界のトップレベルとの差の話になると必ず挙げられるのが「個の力」です。
代表選手などがどういった意味合いで使っているかは定かではありませんが、「個の力」と言うと「1対1の強さ」を意味すると考えるのが普通かと思います。
それでは、「1対1の強さ」とはどういったことでしょうか?
攻撃であれば、ドリブルなどで状況を打破する能力。守備であれば、相手からボールを奪い取る能力。などがあげられます。
そして、そういった議論が行われていると指導レベルの問題として、「攻撃時に1対1で仕掛けることをもっと奨励するべきだ」、「守備時にもっと積極的にボールを奪いに行かせるべきだ」といったことが挙げられます。
しかし、ここオーストラリアでは、まさに日本とは逆に選手はどんどんドリブルで仕掛け、守備では抜かれることを恐れずに積極的にボールを奪いにいきます。
その結果、ディフェンスのレベルが低くなり、アタッカーは低いレベルのディフェンダーを相手にしか抜けなくなってしまっています。
私はオーストラリアの育成レベルでの一番の問題は「ディフェンスの質の低さ」だと考えており、実際に日本で指導していた際は「1対1のディフェンスでも、奪えるときは積極的に奪いにいけ」と言っていたのですが、オーストラリアでは「飛び込むな」という指導に変わりました。
そんな、日本とオーストラリアで大きく違いのある1対1の考え方について、私なりの考えを紹介させていただきます。
ちなみに、今回はあくまで現在担当しているU18、および去年指導していたU15のカテゴリーの選手についての話とご理解ください。
サッカーの小学生相手の練習、保護者目線で大切な事を考えてみよう
サッカーのトレーニングを企画する際、これまでの試合の内容や選手のレベルに合わせて、様々な事を考慮に入れる必要がありますよね。
上手くトレーニングを進めるために、ある程度の計画を立てて行うかと思います。
メニューの作成やコーチングのポイントを考えたり、用具の準備をして万全な準備で行いたいですよね。
ただ、一度ここで立ち止まって考えて頂きたいことがあります。
それは、対象となる相手が小学生だという事です。
小学生となると、トレーニングの内容以外にも注意しなければならないことがあります。
今回はサッカーで、小学生の練習で注意しておきたいポイントを考えてみましょう。
【グロインペイン症候群の予防法】指導者なら知っておきたい鼠径部痛症候群のストレッチ
こんにちは!
理学療法士の水野純一です!
今回はサッカープレイヤーに多いグロインペイン症候群(別名:鼠径部痛症候群)についてご説明させて頂きます。
グロインペインは股関節前面(鼠径部周辺)の疼痛です。
予防や疼痛改善に必要となるのは、股関節の柔軟性はもちろんですが、「上半身の使い方」も非常に重要となります。
そしてこれは怪我予防だけではなく、パフォーマンスアップとも繋がります。是非今回の記事で、知識の引き出しを増やすお手伝いが出来ればと思います。
低学年のサッカーを発育発達の観点をメインに考察する重要性
近年、オリンピックなど世界的に活躍する日本人選手が多く現れるようになってきました。
そんなアスリートを振り返った時に、競技を開始する年齢が話題になったりもします。
サッカーでは何歳から本格的に取り組めば良いのでしょうか。
また、どのように取り組めば良いのでしょうか。
今回はサッカーに出会うことが多い年代である低学年にスポットを当てていきます。
少年サッカーのトレーニングにおける心理的要素の重要性
少年サッカーとは主に小学生年代までのサッカーを指し、使用されるボールのサイズもピッチの大きさも異なるため、通常の「サッカー」とは区別されます。
また、現代では試合自体も8人制が導入されておりルールの面でも大きく異なります。
少年サッカーにおいて、ボールサイズやピッチサイズ、ルールが異なる一番の理由は身体が小さいため通常のサッカーでは負荷が大き過ぎ、危険だからです。
また、広すぎるピッチ・多すぎる人数では子供達がボールに触る機会が減り、集中力が高くないこの年代の子供たちは飽きてしまい楽しめないということも理由の一つです。
今回はそんな通常のサッカーとは異なる「少年サッカー」でのトレーニングについて考えてみたいと思います。
少年サッカー上達のために指導者がすべきこととは?
少年サッカーの指導をしていて、「言ってる事が伝わらない」「子どもたちも改善点は分かっているはずなのに、なかなか変わらない」という経験はありませんか?
試合が終わった後に、「今の試合で良くなかったところは?」と質問すると、期待通りの答えを返してくれる事もあります。
「わかっているのなら、最初からやってくれよ」と嘆く事もあったり…
自分のトレーニングメニューがいけないのか、それとも関わり方が良くないのかと、なかなか子どもたちのサッカーの上達が実感出来ず、指導者の悩みは尽きません。
今回はそんな悩める指導者の皆さんのために、子どもたちのサッカーを上達させるためのポイントを紹介したいと思います。
サッカーの基礎練習メニューを育成年代の視点から考える!
サッカーの基礎・基本は大切です。
もちろんサッカーだけではありません。
スポーツや勉強など何でも基礎と言われるものは重要になってきます。
しかし、指導者がサッカーの全体像をおさえておくのは必須になります。
でなければ、サッカーが上手い選手になっても良いサッカー選手にはなれません。
【ジュニアサッカーでの体の使い方】様々なシチュエーションを考える
サッカーの育成年代において、トレーニングマッチや地区大会などでお互いの技術力は拮抗しているにも関わらず、体の使い方の違いで敗れた経験をした方も多いと思います。
その場合、少なからず選手自身も「何がちがうんだろう?」「何かが違う」と体で感じ取っているはずです。
そこで今回はジュニアサッカー技術理論として、様々なシチュエーションでの体の使い方をご紹介していきます!
現代サッカーのトレーニング理論では基礎練習が時代遅れ?
日本の国民性として何事においても基礎を大事にする傾向があります。
一般企業であれば、新入社員は雑務をこなしながら実務に必要なことを学び、スポーツの世界であれば、野球の素振り、バスケットボールのボールハンドリングなど全体練習に参加できるようになるまでに多くの基礎練習をこなすことが当たり前でした。
サッカーでも小学生や中学高校の下級生は、走り込みや声出し、2人組でのパス練習、コーンを置いたドリブル練習など多くの基礎練習をこなすことが日常でした。
しかし、時代とともに練習方法も進化し、非合理的な練習は排除され、最新のコーチング理論に基づいた指導が行われるようになってきました。
その結果、特にここオーストラリアでは基礎練習自体が非合理的だとみなされ敬遠されつつあります。
そこで今回は現代のコーチング理論と照らし合わせつつ、基礎練習の在り方について考えてみたいと思います。
ちなみに今回は、二人組のパス交換、コーンを置いたドリブル、ワンツーからのシュート練習などの判断を必要としない、ある一つの動作にのみフォーカスを当てた練習を「基礎練習」と定義させていただきます。
サッカーの技術を最大限発揮する育成年代の指導とは
サッカーの技術とは一体、何を指すのでしょうか?
スキルやテクニックなどの言い方はいくつかありますが、サッカーの技術をきちんと定義して、信念を持って指導、または練習できているでしょうか。
今回は、サッカーの全体像や特性から考える個人が獲得すべき技術について考えていきましょう。
特に今回はサッカーの4局面にみるオン・ザ・ボールの技術について書きたいと思います。
低学年のサッカー指導に戦術は必要なのか?
勝つか負けるか。
サッカーチームで、子ども達の指導をしているみなさんは、誰もが経験すると思います。
スポーツには勝ち負けが付き物で、勝つときもあれば負けるときもあります。
「育成年代で低学年だから、サッカーの勝ち負けは重要ではない」と思っていても、やはり負けるのは気分が良くありません。
子どもたちが負けて悲しむ姿を毎回見たいとは思わないはずです。
他の低学年の子どもが衝撃を受けるほど上手にサッカーをしていて、そのことに影響されて練習を真似ても、同じように上手になるとは限りません。
さらには、その方法が正しいかどうかわかりません。
低学年からサッカーで勝つための戦術を教え込んで、子ども達に勝たせてあげたいけれども、果たして育成のためになるのかという葛藤がついて回ります。
どのような結果になろうと、ご自身のサッカー育成哲学がブレないようにするための指針が必要になるのではないでしょうか。
今回は主に低学年のサッカー指導における戦術という観点から育成について考えていきたいと思います。
サッカーのドリブルは2種類?目的を理解し、練習を計画しよう
サッカーで「今日はドリブルの練習をしよう」と言えば、喜ぶ子どもたちも多いかと思います。
もちろん、ゲームは大好きだと思いますが、サッカーの「ドリブル」は自分が常にボールを支配している状態ですから、練習の自由度も高く、楽しいのでしょう。
ドリブルしてる間は、その選手に注目が集まります。
メッシやネイマールのように「ドリブル」を武器として、世界に名を馳せ、子どもたちの憧れの存在としてプレーしています。
サッカーで「ドリブルの練習をしよう」と言うとメッシやネイマールのようなプレーを想像します。
しかし、メッシやネイマールのようにたくさんの守備陣を切り裂くような選手はそう簡単には生み出せません。
ただ、サッカーでは「ドリブル」という技術は習得すべき技術として、重要視されています。
ドリブルが上手い選手はメッシやネイマールだけではありません。
ディフェンダーの選手にとっても、ドリブルは必要な技術です。
今回はなぜドリブルが大切なのか、どのような技術なのかを考え、日頃のトレーニングに活かすことが出来たらと思います。
ラダートレーニングをサッカーの指導現場で活かすには
ロープやプラスティックの素材でできたハシゴ型のトレーニング器具をご存知でしょうか。
最近では特に珍しい道具ではなくなってきたと思います。
サッカーだけではなく、陸上や他のスポーツのトレーニングでも活用されるのもよく見受けられるようになってきました。
では、先走った情報だけを頼りに、サッカーにおいて、なんとなくトレーニングしていないでしょうか。
サッカー低学年のうちに必要な将来のための基礎練習
全日本少年サッカー大会の予選も終わり、各地区代表が出そろい、いよいよ本戦が始まる季節になってきました。
そこに出場できる選手は一握りであり、どのような練習をすればその一握りに入れるのかとても興味がありますよね。
誰しも最初から上手な選手はいるはずはなく、スタートは皆一緒です。
選手達にとっては、サッカーを始める最初に出会う指導者は、本当に今後を左右するといっても過言ではない存在と言えます。
そこで今回は低学年のうちに必要な将来のための基礎練習をご紹介していきたいと思います。